ダムに開いた小さな穴は一気に大きく
自分が愉しむ意識でストレスフリー
しかし人間、自分で思いついたことを留めておけるものじゃない。そのうちきっと発したくなってくることでしょう。そしてさらりと小出しにしていけばいい。
この時、周囲の「おっ!ダジャレ……ですか!?」という怪訝な表情を気にしてはいけません。ア~ンド……美樹(この間を空けてからの付け足しパターンも追って解説します)、ウケることなど考えないように。あなたが発したというその事実に大きな意味があるのですから。ビギナーズラックでウケることはアルカポネかもしれませんが…いや、あるかもしれませんが、ゆめゆめそんなことを期待することなかれ。まずはすべる練習です。人生、ころぶ練習、と相田みつをさんも言っています。
こうして、ダムに小さな穴が開くように、ささやかにささやかにダジャレを発したアナタは、どんどんダジャレを言えるようになることでしょう。ダムが決壊するごとく……。言えば言うほどひるむ対象がなくなっていく。そこで自分が愉しむという意識が芽生えればストレスフリーの精神状態が訪れます……ってなんか新興宗教っぽくなりましたが、とにかく自分が思いつくネタの完成度でワクワクしたり笑ったりできるようになったらアナタもダジャリエの仲間入り。人に伝導していくわけじゃないと、ダージャリストには入れませんが……。
次回からは構造についてなど
深く掘り下げた話しに
初回と言うことで、連載はこの先どんな事柄が続いていくのか掴んで頂くために、『ダジャレ ヌーヴォー』をお読みになってない方(ほとんどか…)に向け、そこで書いたダジャレ論の「見出し」を書き出してみましょう。
本の内容は1000個のダジャレを買い物系、家庭系、飲食店系などTPO別に分け、用例や理想的リアクションなどを綴っているものですが、間に11本だけコラムを入れてあります。ちなみに…清水ちなみに(このダメ押しパターンも追って解説しますね)、その論文のくくり見出しは<ダジャレの論文ブーツ1号2号>です。
以下見出し列挙。
<ダジャレは「見立て」による知的作業>
<ダジャレの形成によるパターン分類>
<B面という考え方とは?>
<逆算の論理ー遠回りして攻める>
<話しの流れを作る三段論法的発想>
<適性はカッコ悪くなれるかどうか>
<場に応じたセルフフォロー法で>
<理想的リアクションが質の高い会話を>
<スピード+量は質に比例する>
<ストックする行程の反復で公式を>
<ベタさと堅さの格差が面白さを増幅>
となっています。
これを読んだ、言語と笑いの研究をしている早稲田大学大学院生に取材されたこともありましたが、そこからさらに深く掘り下げた話しに入っていきます。
ということで初回はここまで。次回からのダジャレ論を、柴咲乞うご期待!
<参考サイト>
■石黒謙吾さん「ダジャレのススメ」:鴻上尚史と岡本玲のサンデーオトナラボ
★声も聴けます。
http://www.1242.com/program/otona/2011/05/1853.html
■トレンドキャッチ! - 編集長インタビュー『ダジャレ ヌーヴォー』
http://homepage2.nifty.com/INandOUT/ishiguro-s/ishiguro-s.html



