時価総額が小さく、機関投資家が買えない中小型株の中で、着実に増益を続けていながら割安に放置されている「5万円株」を紹介!

ダイヤモンド・ザイの巻頭特集は「最強5万円株で勝つ」! トランプ政権の動向や円高など、2018年度の日本株には不透明感が漂うが、そんなときに頼りになるのが、少額で買える株。意外かもしれないが「5万円株」は高配当株や中長期で株価の上昇が狙える株の宝庫なのだ! 特集では、実際に儲けた達人の技を伝授しながら、投資すべき5万円株を公開している。

今回はその中から、株価の下値が堅く、大化け期待もある「割安な5万円株」の注目銘柄を紹介。誌面では割安株の狙い方を5パターン紹介しているが、ここでは「安定成長の小型株」の狙い方と、具体的な有望銘柄を取り上げてみよう。

成長力がありながら割安な「5万円株」を発掘!
アナリストがカバーしない中小型株に狙い目銘柄アリ

成長力がありながら割安な小型株を発掘しよう

 「着実に値上がり益を狙うなら『5万円株』の中でも割安な小型株がおすすめ」と解説するのは、外資系証券で長年ストラテジストを務めた智剣・Oskarグループの大川智宏さん。

 「大型株は多数のアナリストが分析しているので、株価にミスプライス(適正価格と乖離した株価)が付きにくい。一方、中小型株はアナリストがカバーしていないため、その企業の実力よりも割安に放置された銘柄がゴロゴロあります」(大川さん)

 クォンツ・リサーチの西村公佑さんもこう指摘する。

 「大型株で株価が割安なものは、何らかの原因があるケースがほとんどです。また、次の決算で円高リスクが嫌気される可能性もあります」(西村さん)

 内需株の多い中小型株は、外国人投資家の保有率も低く、円高や海外発のショックの影響も受けにくい。では、具体的にはどんな銘柄を選べばいいのか?

 「株価指標はPERを重視します。ただし、業績悪化で株価が暴落してPERが低いケースもあるので、前期実績と今期の会社予想が増益かも確認します。つまり、成長力がありながら株価が割安に放置されている銘柄です。増益期間は長いほどおすすめです」(大川さん)

5期連続増益で実質無借金経営の「TYK」や、
5期連続最高益更新中の「三谷産業」に注目!

 ここからは、営業利益が2期以上連続増益の中小型株で割安度が強い5万円株を2銘柄紹介しよう。

 まずは、期初予想を上方修正するなど、業績拡大中な「TYK(5363)」。

 「TYK(東京窯業)」は、鉄鋼用耐火煉瓦メーカーの最大手で坩堝(るつぼ)の製造で国内トップ。主力の鉄鋼向け耐火物に加え、新素材も好調で、原料高を吸収。5期連続増益見込みで、2018年3月期は期初予想を上方修正した。財務も自己資本比率67%、実質無借金で健全。2019年3月期も増益が確実視される。株価は2017年夏に上昇後はもみ合い中だがPER、PBRともに割安感大。400円前後は絶好の買い場になる可能性が高い。

 一方で、5期連続で最高益を更新するのは「三谷産業(8285)」。

 「三谷産業」は、石川県に本社があるベトナムに強い総合商社。上期の当期利益は5期連続増益で最高益を更新。空調設備と大型新築工事の増加の恩恵を受けた情報システムが利益を牽引した。通期の当期利益が減益なのは、前期の特別利益の剥落によるもの。営業利益は約20%増益で来期に向けての視界は明るい。また、大手総合商社と違い、資源関連で巨額な投資をしておらず減損リスクがないのも安心できる。

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