いまからでも「株価10倍」が狙えるのは「インバウンド」「ロボット」「5G」「半導体」などの“7大テーマ株”! テーマ株の中から次世代ニーズを捉えて長期的な成長が見込める「株価10倍候補」の「THEグローバル社」と「RSテクノロジーズ」の2銘柄紹介!

発売中のダイヤモンド・ザイの大特集は「今から狙う10倍株ベスト67」! 景気に関係なく伸びる強い株を、中長期で保有して大きな値上がり益を狙うのは株式投資の王道だ。 実際、直近10年では株価が10倍以上になった「10倍株」が160銘柄以上も誕生! 誌面では「小売りや外食など身近な株」「大きなテーマに乗った株」「ニッチ市場の高収益株」「時価総額が小さい株」「業績不振からの復活株」という条件別に、中長期で保有して株価10倍が狙える全67銘柄を掲載している。

今回はその中から、「大きなテーマに乗った株」を2銘柄抜粋。最旬テーマの解説とともに、注目のテーマ株を2銘柄取り上げるので、投資先選びの参考にしてみてほしい。

株価10倍を狙うなら、次世代のニーズを捉えよう!
長期的な成長が見込める「7大テーマ」をピックアップ

 「今」だけしか見ていないようでは10倍株は見つけられない。5年先、10年先のニーズを捉えることが肝心だ。ここでは近未来に求められそうなテーマを選び出した。主要なテーマは、以下の7つだ。

●新生活スタイル
●ロボット
●5G(第5世代移動通信システム)
●インバウンド
●半導体
●シェアリングエコノミー
●創薬

 まず「新生活スタイル」だが、近年は共働き世帯が増え、夫も育児に参加するなどライフスタイルが多様になっている。多忙な生活を助けるサービスに需要が増えていると言えるだろう。

 続いて、人手不足が進むなかで省人化に寄与する「ロボット」のニーズは高く、工場における自動化が進む。今後も年率2ケタ成長が見込まれる。

 また、日本では2020年に「5G(第5世代移動通信システム)」の普及を目指しているが、本格化すれば超高速通信時代がやって来る。通信速度は4Gの最大100倍になり、過去の2G→3G→4Gというステップとは異なるインパクトをもたらすはずだ。

10倍株を見つけよう!

 もちろん、「インバウンド」も継続的なテーマ。訪日外国人客は毎年増え続けているが、政府は東京五輪の2020年に4000万人、2030年には6000万人を目標としており、まだまだ伸びることが期待できる。

 デジタル機器には必須の素材である「半導体」も、拡大が期待される分野である。IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)など、技術の進展に伴い、スマホのみならず、あらゆるものがネットにつながり始め、半導体のニーズも続きそうだ。

 ほかにも、自動車などモノを所有せず、他人と共有する「シェアリングエコノミー」の広がりも見逃せない。必要なときだけ低価格で利用できる点が利用者に支持されている。住宅も新築ではなくあえて中古を選ぶなど、価値観やスタイルの変容が進んでいることで、新たに注目を浴びる業種もある。

 最後に、時間はかかるが成功すれば大化けも期待される「創薬」の分野。健康は人生の大テーマだ。新薬の開発は10年かかるとされ、創薬ベンチャーは資金確保が課題。成功すれば株価が大きく上昇しやすい。

市場の将来性&企業独自の強みを併せ持つ、
インバウンドと半導体関連の「10倍株」候補銘柄を紹介!

 ここからは、先に挙げた7テーマのうち、「インバウンド」「半導体」に関連するテーマ株を2銘柄ピックアップしよう。ひと口にテーマ株と言っても、市場の将来性と、その企業独自の強みがあることがポイント。ここで紹介するのは、その両方を兼ね備えた銘柄だ(※銘柄選定は内藤証券の高橋俊郎さん、経済ジャーナリストの和島英樹さん、株式ジャーナリストの天海源一郎さん、マネックス証券の益嶋裕さん)

 市場の将来性については、「国の政策を捉えることも重要です。国策で重要分野と位置づけられていれば、市場が伸びていく確実性が高まります」(内藤証券シニアアナリスト・高橋俊郎さん)。

 その意味で「インバウンド」は強い。関連銘柄として注目したいのは、「THEグローバル社(3271)」。観光人気は高い一方で、ホテルの参入障壁が高い京都で、ホテルを多数開発している企業だ。

 「THEグローバル社」は、マンション販売などの不動産業を主軸とする企業だが、京都の烏丸エリアなどでのホテル開発にも注力する。京都では大規模開発が難しいため、狭い土地の購入やリノベーションによって、有名デザイナーと組みながら100室未満の小型ホテルを多数開発。ホテル運営会社に社員を派遣しており、ホテル運営にも乗り出す計画だ。

 続いては「半導体」の分野の注目株を紹介。先ほど、市場の将来性については「国の政策を捉えることが重要」としたが、内藤証券の高橋俊郎さんが関心を寄せるのは日本の国策だけではない。「中国製造2025」を掲げる中国では、半導体需要が見込めるという。

 そこで注目したいのは、現地企業と合弁会社を設立し、中国生産に乗り出した「RSテクノロジーズ(3445)」。

 「RSテクノロジーズ」は、半導体ウエハー再生が主力。方永義社長の人脈が強みで、中国との関係が深い。中国では「中国製造2025」によって半導体産業の国策化が進むが、「RSテクノロジーズ」は中央政府直属企業88社の1社と提携し、現地で半導体製造に乗り出している。現在はまだ地方企業向けの実績しかないが、実績を積み上げれば成長期待は高そうだ。

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