• 2020年末にはシェア20%を達成する可能性
インテルは現在、利益率の高いクラウド向けサーバー半導体のビジネスを独占している。この分野での同社の2018年の売上高は230億ドル、営業利益は115億ドルだった。これに対してAMDの2018年の総売上高はわずか65億ドル。インテルからシェアのごく一部でも奪えばAMDの財務内容に大きな恩恵がもたらされる。
これに関して同社は既に進捗(しんちょく)を見せている。同社は先週、1年前にはほぼゼロだったサーバー向け半導体市場におけるシェアが2018年末時点で1桁半ばだったと認めた。同社は今後4~6四半期でシェアが10%に達すると予想している。
スー氏によると、Romeの性能は現世代のサーバー向けプロセッサーに比べて2~4倍高い。同氏は「当社はRomeの競争力と前世代に対する性能向上を踏まえ、2019年を通じて市場シェアを大きく伸ばすシナリオを描くことになろう」と語る。
ウォール街のアナリストはAMDの潜在力に注目しつつある。スタイフェルの半導体アナリスト、ケビン・キャシディー氏は、サーバー向けプロセッサー市場におけるAMDのシェアが2019年末までに10%に達すると予想しており、2020年末までに20%に達する可能性があると考えている。



