毎月分配型の実質利回りランキングに異変が!

 毎月分配型ファンドは毎月決まった額の分配金が振り込まれるので、月々のおこづかい代わりに利用している人も多い。

 特に「通貨選択型」と言われるファンドの「ブラジル・レアルコース」は設定当時、年利10%を超える分配利回りとなっていて、非常に人気が高かった。当然、実質利回りランキングの上位には「ブラジル・レアルコース」がずらりと並んでいたのだが、直近のランキングではすっかり鳴りをひそめてしまった。

 その代り浮上してきたのが「円コース」「為替ヘッジあり」のファンド群だ!

リスクの低い「円コース」が大健闘!

 まずは、グラフを見て欲しい。

 これは通貨選択型の通貨コース別の成績を表したもので、棒グラフは過去3年間の1年ごとの実質利回りを表している。

 これを見るとレアルコースや豪ドルコースの成績がこの1年で急激に悪化したことがわかる。これはレアルや豪ドルは通貨自体が直近3カ月で30~40%も下落、基準価額が大きく下がってしまったことによるものだ。

 ここで注目して欲しいのが円コース。こちらは為替をヘッジしている分だけ値動きがマイルドになっていることがわかる。マイルドな動きをすると儲からないようなイメージがあるが、そんなことはない。

 3年間のトータル利回りで見てみると、レアルコース14.5%、豪ドルコース16.3%に対して、円コースは13.1%と健闘しているのだ。特にレアルコースとの差はたったの1.4ポイント。マイルドな値動きでも、リスクの高い通貨建て並みのリターンを得ることができる!

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チェックすべきは「利回りの計算方法」だ!

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