今秋は値動き良好な小型株を
スイングトレードしなさい

【第22回】2012年9月11日公開(2012年9月16日更新)
藤井 英敏

 現時点において、株が上がるための条件が増える兆しは見当たりません。逆に、急落する材料も特に見当たりません。結果、東京株式場は、「夏枯れ」から「秋枯れ」へ、そして、「冬枯れ」、「春枯れ」へと進む可能性が高そうです。

 ただし、(1)欧州債務問題が世界の金融市場の火薬庫であることに変化はなく、(2)減税失効や歳出の自動削減開始が重なる来年1月の米国の「財政の崖(フィスカル・クリフ)」への米政策当局の対応、及び、米大統領選の結果、(3)日本の総選挙の実施の有無と、新政権の経済政策、など次第では、投資環境は劇的に変化します。

 つまり、成り上がりたいあなたは、現状のトレンド性の無い、閑散相場が一体どのように変化すれば、商い・ボリュームの増加を伴った上昇、または下降トレンドを発生させるかを、常に頭の中でシュミレートしておく必要があります。

時価総額の大きい主力株は売買してはダメ

 また、現在のような投資環境では、成り上がりたいあなたは、主力株は絶対触るべきではありません。時価総額が低位の小型株だけに、照準を絞るべきです。

 残念ですが、株式投資をして大部分の買い方が儲かる相場は当分来そうもありません。

 古きよき時代、日本株の長期投資は報われました。しかし、氷河期に死滅した恐竜のように、ここまでのデフレで、日本では長期投資を行う個人投資家はほぼ死滅した、または、仮死状態に陥っているといっても過言ではないでしょう。

 成り上がりたいあなたは死滅や仮死状態を避けるべきです。どうすれば、自分の資産を株式投資で増やすことができるか。全身全霊で考え、行動するべきでしょう。

 現在のベストアンサーは、値動きが良好な小型株でのスイングトレードを基本にした投資だと、私は思います。
 

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