LCCとの競争激化で足元の業績は低迷
空運会社の三大コストは機材費、人件費、燃料費と言われています。いかにコストを押さえ、搭乗客需要を取り込むかが鍵を握ります。
スカイマークでは外国人パイロットの採用などによる人件費削減を行うとともに(12年3月31日現在、機長・副操縦士212名のうち外国人は51名)、機体が小さく燃費が良く、しかも整備効率も高いボーイング737-800型機を採用することで燃料費や機材費削減なども行いました。
この結果、12年3月期には最高益を達成しました。増資を行ったにもかかわらず、さらなるなる業績拡大への期待感から株価は1000円台を回復しました(11年12月)。
しかし、12年に入ってエアアジアなど新手の航空会社が国内空運市場に参入したことで、業績悪化懸念から株価は半分以上も下落、9月3日には341円の安値をつけました。
13年3月期第2四半期までの累積業績は、売上高こそ463億円と前年同期比16.4%増加しましたが、営業利益段階で27%もの減益となっています。
また通期見通しも下方修正を行い、売上高912億円(従来計画比で88億円減)、営業利益113 億円(従来計画比45億円減)としています。新規航空会社参入による旅客需要取り込みに苦戦したことが影響したようです。




