700円程度までは上昇続くが、長期保有には経営施策が必要に
しかし、株価が回復基調にあるといっても、現状の株価は昨年高値から半分以下の水準となっており、まだ上値余地は大きいといえそうです。
2009年12月30日~12年12月28日・週足
PBRの面でもほぼ1倍となっており、割安感と業績回復を見越して株価は上昇を続けそうです。
また、コスト競争力をつけたことで大きく値崩れするリスクも小さいといえるでしょう。今期市場予想値1株益に、グローバル主要航空会社平均PER10倍水準を勘案した700円程度まで上昇は続くのではないかと考えています。
ただし、あくまで割安感からの買いであり、1年以上の長期保有にはコスト削減力だけでなく、新規航空会社に絶対的に勝る施策が必要となってくるでしょう。
本稿の執筆者:研究員№5
<投資の魅力をサクッとわかりやすく伝える吉祥寺の女子アナ(リスト)!>さい ますみさん

崔真淑(さいますみ)1983年1月17日生まれ。神戸大学経済学部卒業、専攻は計量経済学。在学中から株式投資を始め起業したが、プロの世界で揉まれたいとの思いから2008年に大和証券SMBC金融証券研修所(現:大和証券)に株式アナリストとして入社。入社1年未満(当時最年少女性アナリスト)でNHKなど主要メディアでの株式解説者に抜擢される。債券トレーダーも経験した後に29歳で独立。現在は吉祥寺を拠点にして、個人投資家向けに執筆や講演・セミナー、各種メディアへの出演など多忙な日々を送る。先物オプション・株・マクロ経済分析に特に強い。 ウォールストリートジャーナル、フィナンシャルタイムズ、ロイター通信、ブルームバーグなど海外メディアにも出演、寄稿している。



