3位はTBS
5位は大人気ゲームで有名な「あの会社」
2位は大阪府に本社を置く地主(不動産業)で1559.0万円(同43人、40.3歳)。同社は不動産投資事業を中心に扱っており、2022年1月10日に社名を「日本商業開発」から「地主」に変更した。
3位は1501.6万円で、TBSHD(情報・通信、同96人、48.4歳)だった。
同社は1951年、関東地区における最初の民間放送局として誕生し、東京・有楽町でラジオ本放送を開始。55年には東京・赤坂でテレビ本放送をスタートした。現在はメディア事業、ライフスタイル事業、不動産事業を行っており、特に不動産事業は高収益だ。
従業員数100人以上の企業を対象とした「年収が高い会社ランキング2021」でも多数ランクインしていた「テレビ局」が、ここでも顔を見せている。やはり、テレビ局員は高給取りのようだ。
4位は東京都に本社を置くソレイジア・ファーマ(製薬業)で1480.0万円(同21人、49.9歳)だ。同社は2006年に創業した医療ベンチャーだ。がん領域の新薬開発を軸とした医薬品・医療機器などの開発・販売・輸出を手がけている。
5位には東京都に本社を置くスクウェア・エニックスHD(情報・通信)で1469.2万円(同24人、47.3歳)がランクイン。人気ゲームシリーズの「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」で知られるゲーム会社だ。
単体ベースでは従業員24人だが、連結ベースでは国内外に約5500人の従業員がいる(2021年3月31日現在)。
最後に、ランキング上位の「会社の形態」についても触れておこう。
1位のマクニカ・富士エレHD、3位のTBS HD、5位のスクウェア・エニックスHDの会社の形態は「ホールディングカンパニー」だ。ホールディングカンパニーは「持ち株会社」とも呼ばれ、傘下のグループ企業を「親会社」として統制する役割がある。
そこで働く従業員もグループ企業の「エリート層」であり、事業の運営会社に比べ、少人数であることが多い。このため、総じて平均年収も高額になる傾向がある。
なお、今回、年収が900万円以上だった企業は37社だった。最後に、この37社について業種別の傾向を確認しておこう。
業種別で、最も多かったのは「情報・通信業」で6社、続いて多いのは「不動産」で5社だった。
さらに他の業種を確認すると、「銀行」「医薬品」でそれぞれ4社、「卸売業」「サービス」でそれぞれ3社、「食料品」「証券・商品先物」でそれぞれ2社だった。
また、「その他製品」「鉄鋼」「その他金融」「小売業」「電子機器」「海運」「化学」「金属製品」でそれぞれ1社だった。
(ダイヤモンド編集部 加藤桃子)



