
平均年収は863.9万円
1位となった企業は?
今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って「年収が高い会社ランキング2025【従業員の平均年齢20代】」をお届けする。対象期間は2024年4月期~25年3月期。従業員数が20人未満の企業は除外した。
それでは早速、ランキングを確認していこう。
1位は、ディア・ライフで平均年収は863.9万円(従業員数41人、平均年齢28.8歳)。首都圏を中心に高級マンション開発や商業ビル投資などを行う不動産デベロッパーだ。2004年創業、07年に東証マザーズに上場し、15年には東証1部(現プライム)へ市場変更している。
ランキングの対象となった24年9月期の業績は、売上高468億8000万円(前年同期比7.8%増)、営業利益46億1900万円(同24.1%減)、純利益31億7000万円(同26.3%減)と増収減益だったが、平均年収は前期に比べて8%増えた。なお、前期は平均年齢が30.4歳だったので本ランキングの対象外だった。
不動産業界は特に首都圏で売買・賃貸ともに需要が強い状況が続いている。同社は特に単身者やDINKS層向けのハイグレード物件を主力としており、追い風を受けているようだ。
2位はウィルで、平均年収は720.9万円(従業員数186人、平均年齢29.4歳)。阪神~名古屋~東京と幅広いエリアで住宅の購入・売却・リフォームなどを手掛ける企業だ。24年版のランキングでも2位だが、平均年収は675.4万円だったので、この1年で45.5万円(同6.7%増)アップした。
3位は、ブリーチで、平均年収は697.0万円(従業員数93人、平均年齢27.1歳)だった。広告クリエーティブの制作・運用をはじめとするマーケティング支援を手掛ける企業だ。
4位はマンション販売のグッドコムアセットで、平均年収679.7万円(従業員数118人、平均年齢29.7歳)。24年版は607万円だったので、この1年で12%も年収を伸ばした。25年11月に創業20年を迎え、自社ブランドマンション「GENOVIA」シリーズの供給実績は前期末で200棟を超えた。
5位はTOKYO BASEで、平均年収642.9万円(従業員数262人、平均年齢28.1歳)。24年版では547.6万円だったので、この1年で17.4%も年収を伸ばし、順位も13位だったのがトップ5入りした。
同社は、「日本発を世界へ」をコンセプトに、高品質な国産ファッションを海外に発信するアパレル企業。「STUDIOUS」や「UNITED TOKYO」などのブランドが人気だ。若手でも実力次第で店長やバイヤーに抜擢される完全実力主義の社風を特徴とする。
6位以下は、平均年収600万円台が1社、500万円台が11社、400万円台が20社となっている。驚くべきは約9割の企業が、前年に比べて年収をアップしている点だ。賃上げの影響や、初任給アップの流行など、新卒・若手社員の給料を優遇する企業の姿勢がうかがえる。
ランキング完全版では、6位以下の全42社の順位と平均年収を掲載している。Z世代から支持される名物社長「ゆとりくん」率いるアパレル企業yutoriや、AIシステム開発で知られるユーザーローカルなど、若手社員の活力みなぎる企業は何位にランクインしているのか。ぜひ、チェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部)







