マスク関連銘柄の株価上昇に乗るべきか?
ブーム後の株価についても考えてみた

【第92回】2013年2月13日公開(2020年3月17日更新)
保田 隆明

 今でもたまごっちは根強い人気を誇っており、テレビではアニメも放送しているが、1996年に登場後、空前のたまごっちブームとなり、店頭では売り切れ状態となった。

 これに対し、バンダイは大量追加生産をするも、店頭に並ぶころにはたまごっちブームは去っていて、残ったのは在庫の山。これがその後のバンダイ(バンダイナムコホールディングス:7832)の経営を苦しめることになる。

 ブームでジェットコースターを経験したという意味では、かつてのユニクロ(ファーストリテイリング:9983)のフリースもその部類に入るであろう。

アベノミクスもブームなのか?

 今回の中国での大気汚染騒動がいつ終わるか分からないが、マスク関連銘柄が上昇と聞くとどうしてもその後のことに頭が行ってしまう。

 その意味では、今のアベノミクス協奏曲(あるいは、狂騒曲?)についても、いつまで持続するかは非常に興味深い。

 もっとも、株式市場に関わる人間としてはこのトレンドは続いてほしいと願うばかりであるが、ここ最近株価が大きく上げた2005年や2003年は、日経平均でみると年間の上昇率はそれぞれ約40%、約25%であった。

 去年の10月辺りに比べると今の日経平均は既に約40%ほど値上がりしており、上昇率という意味では歴代有数の上げ幅を記録していることになる。

 米国、欧州ともに景気不安が後退した局面でもあり、海外を取り巻く状況も日本の株式市場にとってはプラスの要素であるが、逆に言えばどれか一つがうまくいかなくなると、この株価上昇に冷や水となる可能性はある。うまくヘッジしておきたいところである。

ジェイアイエヌのブルーライト対応レンズを使ってみたが

 さて、在庫リスクやブーム性の怖さという面で一つ注目したい企業がある。メガネのJINSで知られるジェイアイエヌ(3046)だ。

東京・原宿の店舗。平日も多くの人が来店する(撮影:ザイ・オンライン編集部)

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ジェイアイエヌの成長のカギを握るのは?

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