米国債格下げは「終わりの始まり」か金融緩和競争でドル凋落が加速するリスク――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 島本幸治: BNPパリバ証券東京支店投資調査本部長/チーフストラテジスト 高田 創: 岡三証券グローバル・リサーチ・センター理事長 森田京平: 野村証券金融経済研究所チーフエコノミスト 熊野英生: 第一生命経済研究所首席エコノミスト 政策・マーケット経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層 2011年8月10日 0:00 会員限定 S&Pが米国債を格下げし、米国債は史上初めて最上位のAAAを喪失した。その波紋は予想以上に大きく、米国発の信用不安は世界の金融市場を揺るがしている。このままドルの凋落は止まらないのか。米国債格下げは「終わりの始まり」なのか。 続きを読む 関連記事 日米関税合意後も続く円安圧力、ドル円相場は日米金融政策“変更期待”で「145円」方向か 山本雅文 トランプを怒らせた「雇用統計ショック」、株高の裏で高まる“ドル安・インフレ”リスク 田渕直也 金価格は4月下旬に最高値「3500ドル」到達後は下落、一進一退相場の強弱材料は? 芥田知至 関税の影響は長引く、ドル安が物価圧力に加わる中、FRBの早計な利下げは命取りにも 須田美矢子 特集 最新記事 デキる上司のズルい一言 仕事ができる人が上司に「会議室で相談しない」納得のワケ ニュースな本 最難関なのに茶髪もピアスもOK!一流企業社長やサッカー日本代表を輩出した中高一貫校の“ぶっ飛んだ個性”の育て方 数字は語る 基礎的財政収支が赤字の間に、債務残高対GDP比は改善、それでも安易な財政拡張は禁物だ ニュースな本 イーロン・マスクが米トランプ政権に残した「負の遺産」の正体 人生は「気分」が10割──最高の一日が一生続く106の習慣 【じゃあ聞くな】「人のアドバイスを聞かない人」が言いがちな口癖・ワースト3 最新記事一覧