冷戦崩壊の熱が冷めつつあった前世紀末は、ロックの世界でも先行き不透明な時期でした。商業主義と過激なパンク路線の間で揺れる中、未体験な刺激をもってリスナーを覚醒させたのがレディオヘッドの「OKコンピューター」です。

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