『豊臣兄弟!』第17回より、浅井長政(演:中島歩) (C)NHK
歴史はエンターテインメント!かしまし歴史チャンネルへようこそ。『豊臣兄弟!』第17回のタイトルは「小谷落城」。元亀2年(1571)の比叡山焼き討ちから、天正元年(1573年)9月1日の小谷城落城まで、2年間のできごとが描かれました。武田信玄の上洛と死、三方ヶ原の戦いにおける徳川家康の大敗、将軍・足利義昭の追放、朝倉家が滅亡した刀根坂の戦い、そして浅井長政が籠城した小谷城の落城と、歴史上の大事件が1話に詰め込まれていたので、急展開すぎて話についていけなかった、という方もいるのではないでしょうか。本記事では、浅井長政が織田信長を裏切った金ヶ崎の退き口から小谷城落城までの3年間に何が起こったのか、17回で描かれたできごとの流れを分かりやすく整理・解説します。(かしまし歴史チャンネル/川合章子)
金ヶ崎の退き口~1570年、浅井長政の裏切りで織田信長は苦境に
小谷城が落城し、浅井長政が自害したのは、天正元年(1573)ですが、その発端は、元亀元年(1570)にまでさかのぼります。今回は、浅井長政の居城・小谷城の落城と、その最期に至るまでの約3年間の動きを振り返ります。
この年、織田信長が越前の朝倉氏を攻めた際、同盟関係にあった浅井長政は、突如として信長に反旗を翻したのです。この長政の裏切りにより、信長は挟撃の危機に陥り、「金ヶ崎の退き口」と呼ばれる、絶体絶命のピンチからの大逃亡を図ることになりました。






