最近、如何お過ごしですか?
仕事は順調ですか? 私生活も充実してますか?
公私にわたって順風満帆だ、という方もいらっしゃいますよね。素晴らしい黄金の人生ですね。
一方、中には、私生活でいろいろと問題を抱えている方もいらっしゃるでしょうね。家族のことだったり、健康のことだったり、千差万別、いろいろと悩みの種は尽きないかもしれませんね。
場合によっては、私生活上の何かがあるが故に、更に一層頑張れるということもあるかもしれません。あるいは、私生活で抱えている問題は、深刻で解決は出来ないのだけれど、その問題と同居しながら、仕事ではベストを尽くすのだ、ということもあるでしょう。
洋の東西を問わず、私生活の問題を抱えながら、立派な仕事を残した例は少なくありません。
それは、ビジネスの世界でも、芸術の世界でもそうです。私生活が破綻した中で名作を発表し続けた音楽家も少なくありません。特にジャズの世界では。シリアスな問題を抱え深く苦悩しながらも、出来るだけ知られぬよう努力し、偉大なる仕事を成す音楽家もいます。例えば、ビル・エヴァンス。
今週の音盤は、ビル・エヴァンスの代表作「ワルツ・フォー・デビー」です(写真)。