原油相場の膠着状態が続いている。9月14日にサウジアラビア国内にある石油生産施設が攻撃・破壊された際も、原油相場は上昇したが、一時的な上昇に留まり、足もとでは事件発生前の水準を割り込んでいる。膠着の背景には、どんな構造要因があるのだろうか。

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