第一生命保険を創業し、「相互会社の産みの親」と呼ばれた矢野恒太(1866年1月18日~1951年9月23日)。矢野がこだわったのは、契約者が保険契約の当事者となると同時に、社員となって会社の運営にも当たることで契約者同士が相互扶助する、相互会社という形態だった。

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