FRBと日本銀行の政策金利引き下げによって、ドルと円の銀行間無担保オーバーナイト金利は、共に0.1%前後で推移している。短期金利差はなくなっている。バーナンキFRB議長は、長期金利を押し下げることを目的に、国債を大規模に購入する可能性があると示唆している。この姿勢に影響されて、12月の米国債はバブル的な価格上昇(金利は低下)を見せた。当面は長期金利においても日米金利差が縮小していく可能性がある。円高ドル安が進みやすい情勢が続きそうだ。問題は、ドル安誘導をバーナンキが内心狙っているのかが気になるところである。
続きを読む内心ではドル安誘導を狙う?
バーナンキFRBの危うい賭け
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