新型コロナウイルスの感染拡大で、日本経済は厳しい状況が続いているものの、これまでのところ雇用情勢は緩やかな悪化にとどまっている。2020年10月の失業率は3.1%と、19年12月の2.2%を底に上昇傾向にあるものの、リーマンショック後のピークである5.5%(09年7月)を大きく下回っている。10月の有効求人倍率も1.04倍と、依然として求人が求職を上回っている。
続きを読む新型コロナの影響による雇用ミスマッチの拡大で、失業期間が長期化の懸念も
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新型コロナウイルスの感染拡大で、日本経済は厳しい状況が続いているものの、これまでのところ雇用情勢は緩やかな悪化にとどまっている。2020年10月の失業率は3.1%と、19年12月の2.2%を底に上昇傾向にあるものの、リーマンショック後のピークである5.5%(09年7月)を大きく下回っている。10月の有効求人倍率も1.04倍と、依然として求人が求職を上回っている。
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