面接の様子写真はイメージです Photo:PIXTA

「将来有望だと思って雇ったのに、まったく育たない…」。このようなミスマッチを防ぐためには、過去の実績だけではなく“ある能力”を面接で見極める必要があります。履歴書には表れない「成長が止まる人」を一発で見抜き、入社後も伸び続ける人材だけを採用する「魔法の質問」とは?(人材研究所ディレクター 安藤 健、構成/ライター 奥田由意)

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成長が止まる人
学び方の共通点

 40代はキャリアの岐路と言われています。組織内で一定の成果を出してきて、管理職のポストに就く人が増える年齢です。

 一方で、この年齢になると職務のマンネリ化や昇進・昇格の限界が見えてしまい、キャリアプラトー(キャリアの停滞期)に陥りやすい時期でもあります。

 新卒で社会人になってから過去18年間程で培ってきた成功体験に固執してしまうことです。

 学びには2つの種類があります。「深化」と「探索」です。お気づきの方もいるかもしれませんが、これは「両利きの経営」という経営理論における「既存事業の強化(深化)」と「新規事業の創出(探索)」と同じです。

 個人の学びに即して説明すると、深化とはすでに持っている知識と同じ領域の知識を深めていくことです。一方、探索とは今持っているものとは異なる領域の知識を広げていくことです。

 成長が止まる人の共通点は、探索をしないことです。

 こうした学びの姿勢は「学習の近視眼(マイオピア)」と呼ばれ、視野が狭くなり、短期的な思考に陥ってしまいます。組織やチームにおいて歓迎されるものではありません。

 できることなら「成長が止まる人」は採用面接の段階で見抜きたいですし、管理職に昇進させる人を選ぶ際にも重要な視点となります。

「成長し続ける人」と「成長が止まる人」を見分けるための「魔法の質問」をご紹介します。