台湾では昨年12月22日、253日ぶりとなる域内感染が発生した。さらに1月12日には帰国感染者の治療に当たっていた医師の感染が発表され、その後、複数の院内感染から家庭感染へと広がった。医師の感染から始まった域内感染は1月末時点で19例。感染した医師らが勤務する病院がある桃園市では現在5000人近くが隔離処置を受けている。この感染拡大の過程で、PCR検査の陰性判定が必ずしも安全でないこともわかった。この緊急事態に台湾はどう対応しているのかリポートする。

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