バイデン政権の経済政策のキーワードとして浮上してきたのが、「人種間の公平」だ。黒人やヒスパニックの苦境を、これまでの政策などによって積み上げられてきた歴史的・構造的な問題として捉えている。しかし、構造的な格差への取り組みは、人種間の対立を激化させるリスクもはらむ。

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