1891年創立の海城中学高等学校は今年130周年を迎える。既存校舎の屋上に教室を増築した2号館以来、30年ぶりに手がけた新校舎プロジェクトが新理科館「サイエンスセンター」。理科教員の意見が大きく反映され、建物自体が“教材”ともなっている。理系人材を多数輩出する海城にとって、この新校舎は生徒の知的好奇心を喚起する仕掛けに満ちていた。(ダイヤモンド社教育情報、撮影/平野晋子)

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