ここ最近、日本的経営の特徴でもあったサステナブル経営やマルチステークホルダー論が唱えられているが、その根底には、分解・分析して一元的に説明する西洋合理主義的な思考法がある。振り返ると、1990年代半ば、欧米型経営への危うさや不実の疑いから、部分と全体を合一する「生命論」や「複雑系」に眼差しが向けられた。この時、並行して注目されたのが「西田幾多郎」である。そしていま、「西田哲学」に関心を示すビジネスリーダーたちが現れている。そこで、『西田幾多郎全集』(岩波書店)の編集委員の一人であり、京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムで西田哲学を教えている藤田正勝氏に、エグゼクティブや初学者に向けた解説をお願いした。
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西田哲学入門
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