企業経営において、SDGsに代表される「サステナビリティ」に大きな注目が集まっている。そこでよく聞かれるのが、「片手間ではなく、サステナビリティを本業に組み込むべき」という主張だ。しかし、これまで意識してこなかったものをいきなり経営の本流に持ち込むのは容易ではない。その実現のために重要な視点となるのが、本連載の第2回、第3回でも取り上げた「パーパス」だ。パーパスの視点からサステナビリティ経営をどのように実現していけばよいのか、最近発刊された『パワー・オブ・トラスト』(ダイヤモンド社)から引用して紹介する。
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