安芸津の町は瀬戸内海の良港で、かつて廻船の年貢米輸送の拠点として栄え、広島藩の米蔵もあった。江戸時代から余剰米の酒造りが盛んになったが、水が軟水のため、当時の技術では難しく腐造も多かった。明治期に入り安芸津の醸造家、三浦仙三郎氏が低温長期発酵による軟水醸造法を開発し、吟醸造りの基礎を築く。1907年の第1回清酒鑑評会では広島の酒蔵が大挙して好成績を収め、安芸津は杜氏の里として一躍有名になった。
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広島県東広島市安芸津町
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