「米国は、なぜリーマン・ブラザーズの破綻を許したのか?」単純明快だが、今まであまり語られなかったこのような疑問が飛び出したのは、10月にECB(欧州中央銀行)のある理事が行なった講演会でのこと。確かに、今から考えれば、リーマンの破綻は避けられたはずだし、避けるべきだったとことは明白である。だが、リーマン救済に反対する意見は、政権内だけでなく議会や世論にもあったという。つまりリーマンの破綻は、民主的なプロセスの下で米国市民によって決定されたことと言っても差し支えない。にもかかわらず、その決定がいまだに巷で物議を醸しているとは、何とも珍妙な話ではないか。そこで、「なぜ民主的な政策決定過程は誤った決定を導き易いのか」について、じっくり考えてみよう。
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救わなかったのはなぜか?
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