鼻にできた腫瘍の内視鏡手術で、「日本一」といわれる技術力を持つ医師がいる。耳鼻咽喉科医の大村和弘さん、42歳。東京慈恵会医科大学の耳鼻咽喉科に所属し、現在はアメリカのノースカロライナ大学に留学し、客員研究員をしている。ライフワークで10年以上にわたって東南アジアへの技術支援活動を続けながら、鼻や頭蓋底の手術を専門とする外科医として国内トップに上り詰めた。ただ、医師になったばかりの20代前半は、「自分が何をしたいのか」もよく分からない、どこにでもいる若者だった。そんな大村さんが、どのようにして類まれなキャリアを切り拓いていったのか。名医と呼ばれるまでには、意外なストーリーがあった。
続きを読む“日本一の名医”を育てた「横を見ずして前を見ろ」という言葉
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