挨拶をする人の画像写真はイメージです Photo:PIXTA

新卒入社や異動など、春はビジネスシーンで「自己紹介」が一気に増える季節。「名前と所属を言えば、あとはアドリブでなんとかなる」と軽く考えていませんか? 実はその油断こそが、周囲に「仕事ができない人」という残念な印象を与えてしまう最大の原因です。好印象を残す人と評価を落とす人の決定的な違いは「話のセンス」や「ユーモア」ではありません。新生活のスタートダッシュを決める、絶対に知っておくべき極意とは?(文/心理学者・立正大学客員教授 内藤誼人)

新卒入社、異動、ご挨拶
自己紹介シーズンの到来

 4月を迎えると、自己紹介をする場面が一気に増えます。

 新しく配属された部署であいさつをすることもあれば、新入社員の前で名乗ることもあるでしょう。取引先との初対面で、自分のことを簡潔に説明する場面もあるはずです。

 ところが多くの人は、初対面で必須となる自己紹介をあまりに軽く考えています。

 名前と所属さえ言えば十分だろう、とどこかで思っているのです。けれども実際には、自己紹介は単なる手続きではありません。

 初対面の相手に「この人は仕事ができそうか」「感じのいい人か」「一緒に働きやすそうか」を判断される、かなり重要な場面です。短い時間だからこそ、自己紹介の印象がその人の印象になってしまいます。

 自己紹介の差を決定づける要素とは一体何でしょうか。