クーデターによって日韓ロッテグループの経営権を手にした創業者の次男、重光昭夫。以来7年、経営者としての力を証明するには十分な時間が過ぎた。しかし、日韓のロッテグループは、長い低迷から抜け出せないでいる。米コロンビア大学でMBAを取得した昭夫は「プロ経営者」としての強い自負を持っているだろうが、経営成績を見る限り、及第点には到達していない。

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