農協と日本郵政は共に昭和の時代、金融事業によって急成長を遂げた。だが、半官半民の風土が残る両組織は、いまや「変われない組織」の代名詞となっている。日本郵政では、2019年にかんぽ生命保険の不適切販売が発覚。抜本的な改革を先送りし、目先の利益を追求したひずみが職員の不正という形で表面化した。これと同様の問題を抱えているのが、農協だ。ノルマを達成するために職員が本来は不要な共済(保険)に加入する“自爆営業”などが横行しているのだ。ダイヤモンド編集部では農協職員を対象とする緊急アンケートを実施。1386人から得た回答には、驚くべき不正の実態と現場の悲痛なメッセージが凝縮されていた。農協と日本郵政――。昭和巨大組織の病根を徹底解明する。
続きを読む農協と日本郵政で保険の自爆営業・不適切販売が横行!「昭和巨大組織」の病根を暴く
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