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「どこで働いているのか」より「何をしているのか」が、人生の「リ・ポジション」で問われる

ソニーの社長・会長を務め、退任後はクオンタムリープを創業し、起業家の支援など幅広く活動していた出井伸之氏が今年6月、84歳で逝去した。かつて、まだ名門大企業とはいえない成長企業だったソニーに就職し、決してエリートの王道とはいえないキャリアを経て、なんと14人抜きで社長に抜擢、会長退任後はそれまでの地位に拘泥することなく積極的に若者を支援した。「世間の常識」にとらわれることなく、自分なりにその時々を楽しみ「生涯現役」を貫いた人生だった。出井氏はみずからの人生を振り返り、「楽しく充実した毎日を送れているのは、人生の中で、何度も『リポジション』をしてきたからだ」と語っていた。つまり、自分の置かれている環境を、意識的に変えてきた、というのだ。なぜそうしたのか、また、どのようにそれを実践してこられたのか。「お別れの会」を機にご冥福を祈りつつ、著書『変わり続ける 人生のリポジショニング戦略』より、そのポリシーやエピソードの一部をご紹介する。

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