日本電産の脅威の成長を支えてきた”永守流”のM&A(合併・買収)が転機を迎えている。1990年代に不振企業の再建型M&Aで名を馳せてきた永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は、2010年代に入って海外の優良企業の巨額買収を次々と実施してグローバル企業への転換を図ってきた。それが、20年代に入って再建型の買収に回帰。中小規模の工作機械メーカーを立て続けに買収し、永守氏自身が赤字会社に乗り込んで、たちまち劇的な黒字転換を実現している。だが、いまだ90年代の「永守メソッド」は有効なのだろうか。
続きを読む日本電産M&A戦略に異変!永守会長は大黒柱の車載・家電より「工作機械」に執着
有料会員限定
最新記事

Lifestyle Analysis
「まあ、頑張れよ」小学生にバカにされるウーバー配達員…自分に自信を取り戻す「魔法の7文字」とは?

オオカミ少年片岡の「あなたの隣に詐欺師がいます。」
「浮気チェックリスト」をSNS投稿していた探偵業者…調査を依頼した37歳主婦が知った“あまりに残酷な正体”とは?

ニュースな本
テレビと布団を見れば即バレ!老後の一人暮らしで「幸せな人」と「寂しい人」の決定的な違い〈再配信〉

世界の富裕層が見た日本
「なぜこんなものが…」海外の富裕層が日本で欲しがる「10円以下のお土産」とは?〈再配信〉

小宮一慶の週末経営塾
大企業の人事部長が社員を異動させる時に必ず確認していたこと、信頼されるリーダーの本質がわかる