
2025.4.25
ルネサスとローム、「非AI」半導体の苦境が鮮明に!EV失速で再注目される「パワー半導体再編」の行方
AI(人工知能)ブームで急成長した半導体業界は、「AI以外」の半導体企業の苦境が深刻化している。特に厳しい状況にあるのが、ルネサスエレクトロニクスとロームだ。主力の産業機器やEV(電気自動車)向けの半導体需要は、トランプ関税の影響でさら…
記者
むらい・れいじ/早稲田大学卒業後、外資系通信社を経て、ロイター通信で企業担当として、銀行、鉄鋼、流通業界を歴任し、リーマンショック後に電機業界担当として電子立国の凋落問題を取材。16年から週刊ダイヤモンド記者。引き続きシャープ、東芝問題を取材するとともに、家電、産業電機、通信、半導体、精密、電子部品、ゲームに関わる情報通信技術を幅広く担当。主な担当特集は「背徳のシャープ」「三流の東芝、一流の半導体」「孫正義の知らないソフトバンク」「AI格差」など。趣味はスーパー銭湯。
2025.4.25
AI(人工知能)ブームで急成長した半導体業界は、「AI以外」の半導体企業の苦境が深刻化している。特に厳しい状況にあるのが、ルネサスエレクトロニクスとロームだ。主力の産業機器やEV(電気自動車)向けの半導体需要は、トランプ関税の影響でさら…
2025.4.22
トランプ米大統領が半導体関税の導入を表明し、台湾積体電路製造(TSMC)の米国工場の投資が加速している。米国市場で半導体製造装置の導入が本格化するが、日本勢は不利な戦いを強いられそうだ。その衝撃を明らかにする。
2025.4.21
NTTドコモがSBIホールディングスと進めていた住信SBIネット銀行の買収の交渉を断念したことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。ドコモは2025年3月期をめどに銀行業参入を目指していたが、これにより他社買収による「ドコモ銀行」の実現が難しく…
2025.4.18
トランプ米大統領が半導体関税を導入する方針を表明した。狙い撃ちするのは台湾のサプライチェーン(供給網)だ。これにより、米エヌビディアが、台湾積体電路製造(TSMC)や鴻海精密工業など台湾企業を巻き込んで、AI(人工知能)半導体のサプライ…
2025.4.15
最先端半導体の量産を目指すラピダスが試作ラインの稼働に入った。プロジェクトを後押ししてきた自民党半導体戦略推進議員連盟(半導体議連)だ。会長の山際大志郎衆議院議員は「2030年度までに半導体AI(人工知能)分野に10兆円以上の公的支援」を…
2025.4.11
半導体の後工程のサプライチェーンで存在感を強めている半導体材料メーカーがある。新潟県を本拠に電子部品材料を手掛けるナミックス(新潟市)だ。AI(人工知能)に使われるGPU(画像処理半導体)やCPU(中央演算処理装置)を保護する液状封止材の…
2025.4.10
米エヌビディアと台湾積体電路製造(TSMC)のタッグで市場を拡大したAI半導体の性能向上の鍵を握るのが「後工程」での技術革新だ。その裏では、日本の半導体製造装置と半導体材料メーカーが存在感を強めている。AI半導体のサプライチェーンに群雄割…
2025.4.7
最先端半導体の量産を目指すラピダスの公的支援額が累計1兆7000億円規模に膨れ上がった。半導体AI産業への支援を加速させているのが、政府が掲げる「2030年度までに10兆円以上の公的支援」の方針だ。政府主導の巨額支援の裏側にいるキーマン「政官…
2025.3.31
米半導体大手エヌビディアの「1強」が揺らいでいる。グーグル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、メタなど米巨大IT(ビッグテック)の生成AIへの投資資金は増大し続けているが、その需要を総取りしてきたエヌビディアを脅かすリスク要因や…
2025.3.28
ソフトバンクグループの孫正義氏が、米オープンAIと提携して巨大データセンターを建設する「スターゲート計画」を推進している。さらに、米半導体アンペア・コンピューティングの買収にも乗り出した。孫氏の最側近である後藤芳光専務執行役員CFO(…
2025.3.24
ソフトバンクグループは、米エヌビディアがけん引するAI(人工知能)半導体市場に本格参入する。すでに、米オープンAIと米国で巨大AIデータセンターを建設する「スターゲート計画」を表明。これに続いて、米半導体アンペア・コンピューティングを1…
2025.3.1
NTTドコモがSBIホールディングスと進めていた住信SBIネット銀行の買収の交渉を断念したことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。ドコモは2025年3月期をめどに銀行業参入を目指していたが、これにより他社買収による「ドコモ銀行」の実現が難しく…
2025.2.14
中国ディープシークの登場で、生成AIの勢力争いが乱戦模様となっている。オープンAIやグーグルら米国のIT業界が巨大資金を投じて繰り広げてきたAI開発競争は、中国企業の参入で激変した。各陣営のAIの利用状況を分析し、最新の勢力図と今後の覇権争…
2025.2.11
米オープンAIに匹敵する性能の生成AI(人工知能)を開発した中国の新興AI企業のディープシークの登場は、米エヌビディアなど米国のAI企業を中心に株式市場に激震を与えた。では、実際のAI開発の最前線やAI産業の構造にどんな影響を与えるのか。トヨ…
2025.1.29
AI(人工知能)がけん引する世界の半導体市場。一方で、AIと関係しない半導体企業の業績や株価の動きは鈍く、日本企業は二極化している。では、「AI関連・非AI関連」の双方を含めて、潜在的な成長余力が大きい半導体・電子部品企業はどこか。ダイヤ…
2025.1.27
生成AI(人工知能)の拡大を受けた米エヌビディアの躍進で世界の半導体産業の構造は一変した。業界盟主だった米インテルと韓国サムスン電子が凋落し、その一方で、世界の半導体受託製造(ファウンドリー)は台湾積体電路製造(TSMC)への一極集中が…
2025.1.21
NTT傘下のNTTドコモは、競合のKDDIやソフトバンクに顧客を奪われて携帯電話の市場シェアを減らしてきた歴史がある。NTTの島田明社長は、それに歯止めをかけるためドコモに営業強化の号令を発した。その狙いを聞いた。
2025.1.20
2025年の通信業界で、NTTドコモは台風の目になりそうだ。24年秋にドコモは携帯電話料金の「実質値下げ」の攻勢を仕掛けたが、即座にKDDIとソフトバンクが対抗策を打ったことで攻防はいったん収束した。それでもドコモは親会社であるNTTのプレッシャ…
2025.1.15
レゾナック・ホールディングスは、AI(人工知能)半導体の市場拡大を受け、半導体材料事業が好調だ。米エヌビディアがけん引するAI半導体の市場は一段の拡大を見込んでおり、さらなる一手を打つ。高橋秀仁社長に聞いた。
2025.1.15
NTTグループは、2023~27年度の5カ年で8兆円の成長投資を計画している。巨額の投資資金をどのように調達してグループ内部に配分するのか。NTTの廣井孝史副社長兼CFOが、巨大グループのキャッシュマネジメントの内部構造を明らかにした。
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