古くより、危機は常に好調の内に芽生え、多くの投資家が褒め称えた時にはすでに頭をもたげている、と言われる。この警句が今、最も当て嵌る国内医薬品メーカーと言えば、やはり中外製薬をおいてほかにはないだろう。2022年12月期決算は、売上高が同社初の1兆円超えとなる1兆1500億円を予想、コア営業利益は4400億円に膨らむとしており、無事に達成すれば6期連続の増収増益となる。薬価が毎年引き下げられる環境下にもかかわらず、中外だけは別の世界線に立脚しているかのようである。
続きを読む中外製薬は初の売上高1兆円超え間近も、心配な「武田薬品」との奇妙な類似性
特集
最新記事
かの光源氏がドラッカーをお読みになり、マネジメントをなさったら
「私らしく働く」って何?ドラッカーが教えてくれた答え
精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉
【精神科医が教える】仕事を抱え込む人と上手に切り抜ける人の決定的な違い
17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。
「模試の成績が伸びず、志望校を落とすか悩んでいます。大人の正解を教えてください」。志望校の決め方を考える
チームプレーの天才
【もう勘弁して…】無意識に「仕事仲間を疲弊」させている“コミュニケーションの悪習”とは?
戦略のデザイン
なぜ「出島」や「リーンスタートアップ」からはイノベーションが生まれないのか?







