キャンセルカルチャーというと、日本ではポリコレのコードに反した(「政治的」に不適切な)言動をした政治家や著名人をSNSなどでバッシングし、社会的地位をキャンセル(抹消)することをいう。もちろんこれは間違いではないものの、近年、アメリカで大きな問題になっているのは、「社会正義」を掲げる左派(レフト)のアクティビスト(SJW:Social Justice Warrior、社会正義の戦士)によるリベラルな知識人へのキャンセルだ。そのなかでも「科学」のルールにのっとった主張に対するキャンセルは、「正義」と「真実」は両立するのかという「自由な社会」の根幹にかかわる問題を提起する。
続きを読むアメリカでは既得権を守るための“キャンセル”が「学問の自由」までも脅かしている
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