ビジネスモデルを変えようとすると、軋轢が起こることが多いが、それでもいつまでも従来のビジネスモデルのままで十分な収益を上げ続けられるほど簡単な時代ではない。軋轢の代表的なものは、カニバリゼーションとして出現するが、その悪影響を避けながら、あるいはその悪影響をものともせずに邁進できなければ、新しいビジネスモデルは成立しない。カニバリゼーション(以下、カニバリと略す)――日本語では「事業の共食い」と呼ばれる現象が、特に伝統的な企業を悩ませている。ビジネスモデル論の第一人者で早稲田大学ビジネススクール教授の山田英夫氏が書いた『カニバリゼーション 企業の運命を決める「事業の共食い」への9つの対処法』では、カニバリが起こる構造を解き明かしている。今回は、新しいビジネスモデルが伸長するためには、既存のビジネスモデルも維持しなくてはならない難しい舵取りが必要なブリヂストンの事例を紹介しよう。
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