「60年ぶりの大改革」と銘打たれた農協の改革。これは安倍政権が2013年に打ち出した日本再興戦略の中の「農林水産業を成長産業へ」との目標、つまり農政改革の大きな柱の一つだった。その過程では農協の強い反対に遭い、農林族といわれる議員や農林水産省も当初は改革に後ろ向きだった。それでも敢行し、最後は議員や官僚の後押しを得た改革を振り返る。

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