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2025.2.13
菅義偉が原爆の「黒い雨訴訟」で上告断念を決断できた理由、“受け入れ困難”でも被害者救済を優先
原爆投下の際の雨によって健康被害が生じたとされる、いわゆる「黒い雨訴訟」。原告が勝訴した高裁判決では、上告すべきだという意見もあったが、私は被害者救済のため、上告断念を政治決断した。そのときの判断を振り返ろう。
第99代内閣総理大臣/衆議院議員
すが・よしひで/1948年12月6日秋田県生まれ。高校卒業後上京。1973年法政大学法学部卒業。衆議院議員秘書、横浜市議2期を経て、96年衆議院議員選挙で初当選(神奈川2区、以後8期連続小選挙区当選)。
2006年9月、総務大臣に就任し、「ふるさと納税」を創設。その後、自民党選挙対策総局長、自民党組織運動本部長自民党幹事長代行等を経て、12年12月、第2次安倍内閣の内閣官房長官に就任。他に国家安全保障強化担当大臣や沖縄基地負担軽減担当大臣、拉致問題担当大臣を務める。
19年4月1日に新元号「令和」を発表。20年9月、自由民主党総裁、第99代内閣総理大臣に就任。
2025.2.13
原爆投下の際の雨によって健康被害が生じたとされる、いわゆる「黒い雨訴訟」。原告が勝訴した高裁判決では、上告すべきだという意見もあったが、私は被害者救済のため、上告断念を政治決断した。そのときの判断を振り返ろう。
2025.1.23
私が首相として臨んだG7では、対中議題のほかに、東京五輪に向けた各国の支持確約という大きなテーマがあった。その支持をどのようにして取り付けたのか。前回に引き続き、本稿では菅政権での外交を振り返ろう。
2025.1.2
総理就任後、コロナ禍のさなかではあるが、バイデン米大統領との会談や対中姿勢を明確にしたG7サミットなど、アジアの安全保障に関わる重要な外交を立て続けに行ってきた。前回に続き、今回も菅政権下での外交について振り返ろう。
2024.12.12
外交は総理にとって非常に重要な任務だ。総理就任時はコロナ禍の最中で対面外交に制約もあったが、東南アジア歴訪など、数多くの手を打ってきた。今回は外交での取り組みを振り返ろう。
2024.11.28
少子化対策は喫緊の課題だ。菅政権では、不妊治療の保険適用の拡大を実現したが、数々の取り組みの中でも特に感謝の声を頂くことが多い、思い入れ深い政策だ。今回は、その導入経緯を振り返ろう。
2024.11.14
デジタル庁の創設は菅政権における目玉政策の一つだ。その背景には、コロナ禍で露呈した日本のデジタル行政の遅れがあった。今回は、デジタル庁創設までの道のりを振り返りたい。
2024.10.3
私が総理として掲げたカーボンニュートラルの実現は、喫緊の課題であると同時に長期的な視点に立つ必要のある政策だった。その実行には、関係者の協力が欠かせない。今回は、いかにして環境政策を進めてきたかを振り返りたい。
2024.9.19
首相就任後の所信表明演説で、私が初めて取り上げたのが「経済安全保障」だった。近年、半導体などを中心に経済安保への危機感が高まるが、その対応には、まさに行政の縦割り打破の視点が必要だ。今回は、経済安保の取り組みについて述べたい。
2024.8.22
2020年夏、長年続いた安倍政権の幕が閉じた。当時、私は自民党総裁選挙への出馬を全く考えていなかったが、事態が一変したこともあり、熟慮の末、立候補を決断した。今回は、私が総裁選出馬に至った経緯を振り返ってみたい。
2024.8.1
新型コロナウイルスの感染拡大は、マスク不足や経済活動の停滞などさまざまな混乱をもたらした。その対応には、時に強い政治的決意が必要なこともあった。前回に引き続き、今回もコロナ禍の対応を振り返ってみたい。
2024.7.18
新型コロナウイルスの感染拡大は、手探りの対応の連続だった。それでも、前例のない事態に対し政府や関係者が一丸となることで、適切に対処できたと考えている。今回は、初期のコロナ対応について振り返ってみたい。
2024.6.27
北朝鮮による拉致問題の解決は、私自身にとって官房長官を務める以前から極めて大きなテーマだった。今でもその思いは変わらない。今回は、これまで私がどのように北朝鮮政策に携わってきたのか振り返ってみたい。
2024.6.13
「新NISA」の原型となる制度が導入されたのは、10年前のことだ。結果的に国民の投資マインドは大きく変わり、アベノミクスを象徴する取り組みの一つとなった。今回は、安倍政権下で取り組んだ一連の金融改革を振り返ってみたい。
2024.5.23
昨今、あらゆる業界で人手不足が叫ばれている。少子高齢化が今後も進む中で、労働力確保の一つの手段として外国人材を適切に受け入れていくことが重要だ。今回は、官房長官時代に取り組んだ外国人材の施策について振り返ろう。
2024.5.9
私にとって「ふるさと納税制度」はとりわけ思い入れのある政策だ。いまでこそ国民に広く浸透しているが、その発案当時には「税の根幹を揺るがす」と官僚から猛反発を受けた。今回は、その導入の経緯と成果を振り返ろう。(第99代内閣総理大臣/衆議…
2024.4.18
「夢の新薬」といわれたものの、高額過ぎる薬価が議論を引き起こしたオプジーボ。安倍政権は薬価の大幅な値下げに踏み切ったが、ここでも官僚からの猛抵抗が存在した。今回は、オプジーボの薬価引き下げが実現するまでの舞台裏を明かそう。
2024.3.28
天皇陛下の「生前退位」と新元号「令和」の発表という歴史的場面は、官房長官の目からどのように見えたのか。今も公にできない経緯は多々あるが、可能な範囲で、その舞台裏を明かそう。
2024.3.14
能登半島地震の発生で、震災時における政府の初動対応に関して盛んに議論されている。そこで、2016年の熊本地震に官房長官として直面した私が、当時どんな判断を迫られたのかについて振り返りたい。
2024.2.15
私が注力した政策の一つに「携帯電話料金の引き下げ」がある。この政策に込めた思いと実現に至るまでの舞台裏、そして政策の成果を振り返りたい。
2024.2.1
沖縄県の基地負担軽減は、安倍政権でも最重要課題の一つだった。その問題解決に向けた取り組みについて、全3回にわたって振り返る。本稿はその最終回だ。
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