テクノロジーを活用することで、“質屋”のビジネスをアップデートできないか──。言わば「質屋のDX」に挑戦するスタートアップがある。2020年創業のガレージバンクだ。創業者は三井住友銀行出身の山本義仁氏(代表取締役CEO)と、家業である質屋の経営に携わってきた磯田岳洋氏(COO)。2人は大学時代の同級生で、社会人になってからも質屋ビジネスの可能性や展望についてよく話しあっていたという。そんな山本氏と磯田氏が新たな金融サービスとして開発したのが「CASHARi(カシャリ)」。簡単な操作で自分の保有しているアイテム(動産)の価値がすぐにわかり、資金化できるアプリだ。
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