台湾総統選は中国が「独立派」と批判してきた民進党の頼清徳候補が勝利した。中国は軍事的威圧や台湾の外交的孤立を図るなどの揺さぶりを続けるとみられるが、「武力行使」は選択肢にはない。あまりにリスクが高く、米中の間でも衝突回避で「一時休戦」が黙約されているからだ。

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