世の中の出来事の中には明らかに関連性があるように見えて、まったくの偶然ということもある。たとえば米国では「ベッドでシーツに絡まって死亡した人の数」と「1人当たりのチーズ消費量」の変化はほぼ一致しているという。こうした統計的な相関関係を見て、因果関係があると思うことから、時には陰謀論や都市伝説が生まれたりもする。統計の正しい見方について、統計学者が解説する。

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