数々の企業を再建してきたデヴィッド・ノヴァクは、世界の成功者100人から仕事も人生もうまくいくための知見を集め、『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』にまとめている。本記事では、その一部を抜粋・編集し、特に「仕事始めをうまく乗り切る人が大切にしている考え方」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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年始の仕事との向き合い方
年末年始が終わり、仕事始めを迎えると、
「今年はいいスタートを切りたい」
「最初の一週間をうまく乗り切りたい」
そう思う人は多いはずです。
けれど実際には、久しぶりのメール処理や会議、積み残した課題に追われ、気づけばただ“忙しいだけ”で数日が過ぎてしまう。
そんな年明けを経験したことはないでしょうか。
仕事始めをうまく進める人は、能力や準備の差だけで決まるわけではありません。
実は、年明け最初にどんな姿勢で仕事に向き合うかが、大きな差を生みます。
デヴィッド・ノヴァクは、仕事の立ち上がりにこそ意識したい考え方を、次のように表現しています。
“他人は自分よりも物事を知っている”と考えよう。
毎日、他人から何かを学ぼう。
そうすれば、求めている目標や解決策への近道が見えてくるようになる。
仕事始めに陥りがちな「一人で抱えるモード」
年明けは、「自分がちゃんとやらなければ」「早く通常運転に戻さなければ」と、
つい一人で頑張ろうとしてしまいがちです。
その結果、
「わからないけど後で聞いてみよう…」「一旦自己流で進めてみよう」と考えた結果、作業がやり直しになったり、考え込む時間が長くなり、動きが鈍ったりという状態に陥りやすくなります。
ノヴァクが言う「他人は自分よりも物事を知っている」という前提は、自分を下げるための考え方ではありません。
仕事を前に進めるための、極めて実用的な姿勢です。
年明けは「学ぶ側」に回るほうが早い
仕事始めにうまく流れをつくる人は、完璧な答えを出そうとするよりも、「誰から何を学べるか」を自然に探しています。
ノヴァクが言うように「毎日、他人から何かを学ぶ」姿勢は、特に仕事始めのような切り替えの時期に、強い力を発揮します。
スタートが軽くなると、その年全体が変わる
仕事始めは、その年の働き方の“クセ”ができやすいタイミングです。
最初から一人で抱え込むクセがつくと、その後も同じやり方を引きずってしまう。
逆に、「まずは学ぶ」「周りを頼る」「知っている人に聞く」この姿勢でスタートできると、仕事のスピードも、判断の質も、自然と上がっていきます。
年明けに必要なのは、気合いや完璧な計画ではありません。
他人から学ぶことを前提にすること。
それだけで、仕事始めは驚くほど軽やかになります。
(この記事は『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』をもとに、一部抜粋・編集して作成しました。)



