【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」といわれた真木甚八は、かわいがっていた鳩山一郎が総理の座に就くのを見られぬまま泉下の人となった。生前、甚八から娘として認知されたレイ子は、受け継いだ遺産を政治家にばらまき、永田町で名を馳せるようになる。(『小説・昭和の女帝』#16)

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