突然夫や妻が亡くなり、相続手続きを終えた後に税務署から「お尋ね」が届くことがある。相続人の遺産はしっかり調査し、納税は不要と思っていたのに…という場合でも、税務署が「へそくり」の存在に気付いているケースも少なくない。特に専業主婦は生活費の中から工夫し、へそくりをこっそり貯めている人もいる。そのため、亡夫の相続時に「そのへそくりは亡夫の財産であり、相続税の課税対象だ」と相続税に指摘されるリスクがあるのだ。そこで、本記事では税務署がどうやって「へそくり」の存在に気付き、なぜ相続税の対象になってしまうのか、詳しく解説する。夫や妻が家族に内緒で預貯金・現金を隠しているケースにも触れるので、ぜひご一読いただきたい。
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