米トランプ政権の関税交渉で主導的な役割を務めているスコット・ベッセント財務長官が言及したことで、ブレトンウッズ体制が再び注目を集めている。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆する連載『黒田東彦の世界と経済の読み解き方』の今回のテーマは、ブレトンウッズ会議とIMF(国際通貨基金)創設。今から80年前に誕生した国際金融体制はどのように始まり、なぜ終焉(しゅうえん)を迎えたのか。

続きを読む