先の参院選での参政党に象徴される新興政党の躍進、多党化・小党分立化は既成政党に不満を強める無党派層が積極的に投票所に行ったことが背景にある。とりわけ団塊ジュニア世代以降の就職氷河期世代がインフレ下で格差が拡大する状況に不満を強めている。この問題への対応は、多党化・小党分立化加速や既成政党の党勢立て直しの鍵になるだろう。

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