「最近の若手社員は何を考えているか、わからない」「自分たちの頃の常識が通用しなくなっている」――そうしたことを口にするビジネスパーソンは少なくない。今後、どういった若者たちが自社に入社してくるのかを予測するためには、現在の子どもたちが受けている学校教育を知ることが重要だ。長らく、学校教育と企業教育は接続されてこなかった。しかし、「自律型人材を育てる」という意味では、学校教育も企業教育も同じ目標を目指しているのではないか――教育ライターの佐藤智さんが、“学校教育の現在”を10年後の企業の状況に接続させて解説する。

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