AIブームによるテック企業の高収益や投資を背景にした株高が富裕層の消費を拡大させる循環で米国経済は堅調だが、家計資産の株式や投資信託の87%を高所得層が保有する集中が進む。株価急落となれば消費下押し効果はITバブル期の2倍と推計され、「株高依存」のもろさが懸念される。

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