今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。本稿では、「週刊ダイヤモンド」1970年4月20日号の記事『ビールに呑まれたサントリー〈赤字転落?〉――回生への“手”は万全か…』を紹介する。1970年、サントリーは新たな戦略を打ち出した。海外の洋酒メーカーに加え、異業種の武田薬品工業や不二家などと相次ぎ提携に踏み切った。販売会社としての色を強める「脱・メーカー作戦」ともいえる動きの背景には、二つの危機の存在があった。
続きを読むサントリーが“天敵”に秋波!?武田薬品や不二家、海外洋酒との提携を駆り立てた「内憂外患」の正体
ダイヤモンドで読み解く企業興亡史【サントリー編】(28)
特集
最新記事
ニュースな本
「運動すれば税金が安くなります」ホリエモンがぶち上げる医療費を劇的に下げる方法
ニュースな本
「阪神・淡路大震災は予見できていたのに…」気象予報士のように地震予報を出せない研究者たちの苦悩
嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え
【岸見一郎×古賀史健対談】アドラー心理学の入門書が世界1800万部を突破し、10年以上売れ続ける納得の理由とは?
最後に勝つ投資術 【実践バイブル】
【ゴールドマン・サックスの元トレーダーが教える】なぜあなたの持ち株は上がらないのか?「万年割安株」をつかむ人の残念な特徴・ワースト1
中学受験 大逆転の志望校選びと過去問対策
合格率80%でも落ちる子の共通点…「当日にピークを持ってこられない」親の勘違い







